先日四谷駅麹町口駅から下車して、紀尾井ホールで知り合いが出演するコンサートを聴く機会を持った。クラッシックのコンサートに行くのも初めてであったが、有名な「紀尾井ホール」に入場するのも初めてであり感動した。
音楽は大好きな部類ではあるが、ほとんどの好みはJ-POPやジャズなどであり、生のクラッシックをホールで聴いたことは非常に新鮮であった。
四谷駅麹町口に降りたのは、久しぶりのことであったが、非常に縁が深い乗り降り口である。30年以上も前に上京して大学に入って間もない頃、右も左も分からない都心にやって来て、兄からの依頼で何度か上智大学に事務手続きをで訪れたことがある。
その時に通った土手の桜の木の花が綺麗だったことは今でも忘れていない。今回桜の開花のタイミングには合わなかったが、30年ぶりに土手の上を歩き、眼下のグランドを眺めた。休日とはいえ、グランドで元気にスポーツする人達の声が響き渡っている。その先には、電車が行き交っている。
その久しぶりに見た光景は、30年以上経っても全く変わることなく、非常に懐かしく感じた。
ソメイヨシノの桜には60年寿命説があるが、それをケアする活動も地域で行われているようで、何とか枯れることなく延命して欲しいものである。
麹町口を出て、左に向かうとこれまた有名な雙葉中学・高校があるが、その先を市ヶ谷駅方面に10分ぐらい歩いて行くと、河合塾麹町校がある。子供が高校受験の頃から、この予備校には足繁く通った。大学入試説明会や学校説明会なので、どれほどの回数を通ったことか...
だからこそ、四谷駅麹町口には忘れられない想い出が一杯ある。