今年で30年以上勤めた会社で定年を迎えることになる。60歳定年といえども、最近の60歳は、見た目も体力的にもまだまだ若い。あと数年もすれば…定年は65歳になるかも知れない。
自分自身は一生涯何かしらで働くことを目標にしているので、次の転職先を探している。
再就職先を探すに当たり、新聞広告を熱心に見たり、雑誌に掲載されているシニア向け転職サイトにいくつか登録してみて、色々と詳しいことが分かってきた。よく聞く「ヘッドハンティング」のコンサルにも面接をする機会も持つことができた。
何か初めは悪いことでもしているように、指定の喫茶店で待ち合わせをして、人の目や耳を気にしながら、インタビューや面談を受けたわけであるが、ハラハラするものであった。
相手と都合が合わずに面談できないときは、スマホ持参で部屋に籠もって、電話でインタビューを受ける事もあった。最近のスマホはハンズフリーで会話できるので、長時間のインタビューでも全く苦にならない。便利なモノである。
さすがに60歳近辺にシニアに、好条件な話はほとんど来ることはないのが現実である。よほど特別な経験やスキルがあれば別な話だと思う。人脈も求人先から見れば魅力的なポイントだとも思う。
このままでは贅沢も言っていられずに、昔から取引でお付き合いのあるところにお世話になるかも知れない。まあ、自分の慣れた業界・業種であれば、それで十分満足でもある。
とにかく、60歳以降も切れ目なくフルタイムで働き続けられることに、やる気と幸せ感じている。